相続税対策は不動産を最大限に利用するのがコツです! PART-1

2015年相続税制が大幅に改正され、今まで相続税とは縁の無かった人まで、真剣に相続を考えなければいけない時代となりました。

基礎控除は、今までは5000万円+相続人数X1000万円のところが、新税法は3000万円+相続人数X600万円と大幅な引き下げになったのは、御存知の方も多いと思います。又相続税率も最高税率が50%が55%に引きあがっています。

そういう事で、今まで関係の無かった一般人までも、相続税を支払う可能性が出て参りました。では、『どのように相続税対策を講じれば良いか』ですが、私は不動産を最大限に活用する事をお勧め致します。

相続において現金は、現金のそのままの額が評価となりますが、不動産の場合、実際の取引価格での相場でなく、路線価(不動産の土地相続評価額を出す基準値)や固定資産税評価額を使って評価額を出します。一般に土地の場合、路線価は実勢取引価格の20〜30%減の評価額となります。また、建物については築年数にもよりますが、新築時の価格に比べて30%〜70%の評価になります。

つまり、現金で1億円は、相続時に1億円とカウントされますが、不動産で所有する場合、1億円の土地は、7000万〜8000万円の評価となります。また建物で言えば、新築時1億円の建物は、築年数にもよりますが、3000万円から7000万円の評価となります。

現金1億円 → 相続時の評価額:1億円

土地1億円 → 相続時の評価額:7000万〜8000万円

建物1億円 → 相続時の評価額:3000万〜7000万円 (築年にもよります)

今回は、現金で持つよりも不動産で所有した方が相続時の評価額が下がることを覚えて頂きたく説明致しましたが、不動産により節税はこんなものではありません。次回はこの不動産の評価額をもっともっと下げられる方法がある事をお伝えしたいと思います。