信用できる不動産担当者の見分け方

今回は『信用できる不動産担当者の見分け方』がテーマです。あなたが家探しをされる時、どのような不動産屋の担当者がつくかは重要な事です。なぜなら、その担当者でほとんどが決まってしまうからです。大手の会社の担当者なら安心と思われる方もいらっしゃるでしょうが、そうとも言えません(以前、大手に勤めていた私が言うのですから・・・)。会社の姿勢・考え方も影響しますが、それよりも、担当者によるところが大きいのです。不動産屋の担当者とお医者様はどういう訳かよく似ています。お医者様によって当たりとハズレがあるように、担当者にも当たりとハズレがあるのです。任せて安心の担当者かどうかは下記の事をチェックして下さい。

まず、担当者が宅地建物取引主任者であるかどうかです。宅地建物取引主任者は不動産業のプロの証です。あなたは、医者の免許の持っていない人に、体を診てもらいますか?それと一緒です、宅地建物取引主任者の資格は、『民法、宅建業者の法律、法令上の制限、税金』を正しく理解していないとパスできません。合格率は13%前後ですので、10人の受験者に対し、合格は1人だけです。でも、実は恐ろしいことに不動産業界は、昨日入社したばかりの何も不動産の事を知らない社員でも、不動産の営業、接客、案内ができてしまいます、そしてそれは違反ではないのです。ですから、せっかく、大きな買い物をするのですから、プロの資格を持っている人にお願いしましょう。担当者に、宅建の資格を持っているか、直接聞いてみて下さい。持っていなければ、保有者に担当して貰いたい旨を伝えましょう。

では、宅建の資格で良いのでしょうか?まだ、足りません。宅建の資格は、不動産のプロならば持っていて当たり前なのです。プラスアルファの専門知識を持っている人を選びましょう。例えば、ファンナンシャルプランナー、ローンアドバイザー、司法書士、行政書士、税理士、会計士、不動産コンサルタントがあれば、お金や税金や法律のアドバイスも受けれて、鬼に金棒です!例えば、高齢者のお客様からの相続がらみの不動産売却の相談に乗って貰えます。ちなみに、私は宅地建物取引士以外にファイナンシャルプランナー、米国カリフォルニア州不動産取引資格(セールスパーソン)、不動産キャリアパーソン、損害保険募集人の資格を取っております。それらの知識は自分の為でもあり、お客様のためでもあります。

最後は、最も重要なポイントですが、その担当者の人柄次第なのです。お客様目線で一緒に親身になって、希望に沿う物件を探してくれるか、適当な事を言って、早く決めさせようとするのかは、その営業マンの人柄なのです。だから、私は『不動産は人なり』と考えるのです。もし、担当者の不誠実な所、希望を伝えてもちゃんとそれに沿う物件を探してくれない、質問してもいつまでも回答が返ってこない、専門知識の不足が見える事があれば、別の営業マンか別の会社にチェンジすることをお薦めします。

何度も申し上げますが、家探しはそれをサポートしてくれる担当者の人柄で成功が左右されます。皆様の不動産売買のご成功を祈っております。

 

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